無痛分娩と自然分娩の違いって何?違い10選!比較検討してみました

出産

無痛分娩と自然分娩の違いって何?どう選んだら良いかわからない人って多いですよね😊
実際に娘も悩んでいました。私たち親の世代は、経験した人はほとんどいません。
産婦人科で15年勤務し、看護助手として寄り添ってきた経験をお話します😘
あなたの選択の役に立ちたくて🤗

 



無痛分娩と自然分娩の違い
10
1、入院のタイミング
2、陣痛の痛み
3、無痛分娩にだけある痛み
4、分娩中
5、費用
6、麻酔のリスク
7、帝王切開のリスク
8、産科の病院選び
9、産後の痛み
10、分娩時間の長さ

1、入院のタイミング

自然
陣痛の間隔が規則的
10分間隔になる
破水した
出血した

無痛
陣痛の間隔が規則的になる

・痛くなったら入院する無痛に比べ、自然の人は入院にならないで返されることもあります

2、陣痛の痛み

自然
23分間隔になって痛くて食事が取れなくなっても、助産師さんに良い陣痛がきましたね〜😊がんばりましょう🤗と言われる

無痛
痛みが少し強くなって来て、「無痛を始めてください」とナースコールすると始めてくれる
陣痛が強くなって来て痛みを感じるようになり、「痛いんですけどー」と言うと薬の量を増やし痛みをコントロールしてくれる
・陣痛に耐えるということは無痛には無いので、分娩に対する不安感は少ないと思う

3、無痛分娩にだけある痛み

自然
麻酔の処置は無し

無痛
硬膜外麻酔をするために、背中に針を刺す時の痛み
・痛みはあるが心配するほどの痛みでは無い
髄液が漏れた時に起きる、激しい頭痛
・ごく稀に、硬膜外麻酔の処置の影響で起こることがある😢

4、分娩中

自然
陣痛は徐々に間隔が狭くなり、痛みは強くなる
子宮口が10センチ開き、赤ちゃんが回旋しながら降りてくるのを、痛みを我慢しながら待つ

無痛
陣痛が強くなり痛みを感じると、薬の量を調節して痛みをコントロールする
子宮口が10センチ開き、赤ちゃんが回旋しながら降りてくるのを待つ
お腹や肛門が圧迫される感覚はある

5、費用

自然(正常分娩)
病院によるが出産育児一時金(42万円)から60万円程度

無痛
自然分娩費用プラス1020万円かかります

6、麻酔のリスク

自然
麻酔は行わない
和痛として、痛み止めの薬を筋肉注射ろ選択する時もある

無痛
脊髄の神経の近くに麻酔薬を投与し、神経をブロックして痛みをコントロールする
麻酔が効き難い体質ということもある(片側効き、まだら効き、効果不十分)
麻酔の効果が不十分の時に、麻酔チューブを入れ直すことがある
足の感覚が鈍くなる
髄液が漏れる事があると、酷い頭痛が起きる
血圧が下がる
尿意が弱くなる。尿が出しにくくなる
熱が出る
痒みが出る
・麻酔薬を投与するので、麻酔科医が常駐している病院を選ぶことは大切です
・麻酔の事故はゼロでは無いです

7、帝王切開のリスク

自然
分娩が進まない場合、母体や赤ちゃんの安全のために、緊急帝王切開に切り替えることがある

無痛
分娩が進まない場合、母体や赤ちゃんの安全のために、緊急帝王切開に切り替えることがある
現場の実感として、無痛分娩からの緊急帝王切開の確率は、自然分娩と比べ高い
・助産師が、無痛の場合は赤ちゃんの回旋異常がある時に、できる手立てが少ないと言っています😨
・麻酔のリスクも影響していると思います

8、産科の病院選び

自然
産科なら全ての病院で36524時間、分娩可能

無痛
無痛分娩を行わない病院がある
常駐の麻酔科医のいない病院もある
予約制で分娩予約が取れない場合がある
夜間の無痛分娩を行わない病院がある
・無痛分娩は専門の麻酔科医がいるところが良いです
・麻酔の事故はゼロでは無いです

9、産後の痛み

自然
後陣痛、会陰切開の痛み、腰痛、頭痛等の痛み
胸の張りの痛み、乳頭のキズ等の痛み
赤ちゃんを抱っこする時の腕、肩、腰の痛み
寝不足の辛さ

無痛
自然分娩と同じ痛み
髄液の漏れた時の頭痛
後陣痛の痛みは無痛の人が自然分娩より強く感じるようです
・分娩中に体力の消耗が自然分娩より少ない
・無痛分娩を選ぶ人の傾向として、痛がり、怖がり、パニックありの人が多いように見える😅

10、分娩時間の長さ

自然
陣痛が始まってから赤ちゃんが生まれるまでの時間
平均値は、初産婦1014時間、経産婦68時間(あくまで目安です)

無痛
明らかに自然より長くなります
痛みをコントロールできるので、いきんでしまうことがなく子宮口が全開になるまで待てます
歩くことは出来なくなり、体制を変えることが難しくなるので、赤ちゃんの向きが悪い時は時間をかけ待ちます
出産まで23日かかることもあります(ママは辛くなって泣いちゃう人も多いです😢
・我慢出来るだけ、時間がかかるのかも
・待てちゃうことがメリットにもデメリットにもなる😱

比較検討してみました。
娘に無痛分娩を尋ねられた時に、メリット、デメリットを説明して、本人が理解した上で選択するしかないと思ったのです。
お産は命懸けの挑戦です。実際に命をかけて、ママや赤ちゃんが頑張ります。
お産は病気では無いですが、パパや家族の、心身共に配慮した温かいサポートを必要とします。
後悔のないお産の為に、心配や疑問は出来る限り解消するよう努力しましょう。
赤ちゃんの命を守ってあげられるのは、ママのあなたですよ☺️
これからも応援して行きます😘

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